研究内容 Research Topics

患者から利用同意を得た医用画像データを収集し、
安全に流通させるための技術加工や教師データ作成技術の研究開発
AI開発に有用な医用画像や
その教師データを提供します

  1. 患者は医用画像データを同意の元患者より送信
  2. 本研究組合にて個人特定不可加工化、教師データ作成
  3. AI開発企業・研究機関が医用AIのために作成された医用画像や教師データを元にAI開発

患者が自身の医用画像データを自由に閲覧・管理できる専用のアプリケーションを提供し、匿名化された医用画像データを患者自身が、医用画像運用プラットフォームにアップロードできる仕組みを構築しています。
医用画像通信技術研究組合は、アップロードされた医用画像データからAIの教師データを作成し、研究開発機関や企業へ試験的に提供して、医用画像分野におけるAI開発に有用なデータであるかを検証します。
医用画像データの送受信においては、データを暗号化した上で正確な取引履歴の管理と大容量通信が可能なクリプタクトのブロックチェーン技術を活用することで、高いセキュリティーを担保します。
なお、患者は専用のアプリケーションを通して、自身の医用画像データを所有し、いつでも確認することが可能なため、健康への意識を高めることによるヘルスケア効果への貢献も期待できます。

医用画像や教師データの特徴 Benefits

  • 医用画像データにバッチマークがついているイラスト

    高品質

    高度な専門医療知識、データ分類・データ処理技術によりどこよりも高品質な医用画像や教師データを提供。精度の高いAI学習を可能とします。

  • 盾の中に鍵マークが描かれているイラスト

    プライバシーの保護

    医用画像は個人情報とみなされるが、特殊な画像変形技術により個人特定不可能な形へ不可逆的に変形。漏洩時のリスクを大幅に低減。

  • サーバーの下に3つのブロックが繋がれているイラスト

    強固な履歴管理

    ブロックチェーンの技術で情報の流通と管理を実施。システムによるモニターも実施。大量のデータが必要となるAI学習を効率的にサポート。

提供予定データ Products

関心が高い脳動脈瘤MRI、脳梗塞MRI画像を中心に提供予定です。
顧客のリクエストに応じてカスタマイズ可能とし、ニーズに幅広く対応いたします。

脳動脈瘤MRI

  • 脳動脈瘤あり

    個人特定不可能に
    加工済
  • ラベル

    教師データ
  • 動脈瘤なし

    個人特定不可能に
    加工済

脳梗塞MRI

  • 脳梗塞あり

    個人特定不可能に
    加工済
  • ラベル

    教師データ
  • 動脈瘤なし

    個人特定不可能に
    加工済

胸部レントゲン

病気あり

病気なし

脳腫瘍MRI

脳腫瘍

※オプションで「ラベル付き」も提供予定

頭部CT

CT

※オプションで「ラベル付き(頭・頭蓋内・目)」も提供予定

カスタマイズ

個別リクエストに応じてカスタマイズした画像データの種類に対応